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  • 新入社員研修

上林先生による勉強会

 
こんにちは
22日(金)に勉強会を行いましたので
今回は、その様子をレポートしていきたいと思います
研修中の新人薬剤師と、札幌市内の薬局から薬剤師 数名、本社スタッフも参加させていただきました!
今回、勉強会を行っていただいたのは、
札幌市中央区宮の森にあるメディカルビル、メディック28
3階にて形成外科・皮膚科を診療をされている、
「宮の森スキンケア診療所」上林 淑人 院長先生です。

スクリーンを用いて、イラストや症例写真を交えながら、
皮膚の外科的診療科としての形成外科の基礎知識や
外科的処置の具体例、皮膚科の治療法など
分かりやすく教えて下さいました

そもそも形成外科とは、外科系診療科の中の一専門分野のことをいいます。

外傷や皮膚腫瘍を扱う皮膚の外科的側面と再建外科、美容外科も含めたQOL(クオリティ・オブ・ライフ)いわゆる社会生活の質を高める診療科としての側面があるとのことです。
形成外科のお話の中では、顔面骨骨折を含めた顔面外傷の実際と、治療方法を説明してくださいました
顔面骨骨折といえば、西武ライオンズのおかわりくんこと中村選手北海道日本ハムファイターズ鶴岡選手が印象深いです。
中村選手は、オープン戦で自打球を顔面に受け右眼窩底骨折してしまったそうです。
眼窩底骨折とは、前方から鈍的外傷を受けた場合、眼球周囲の骨折を生じ、眼球の運動障害、眼球陥没、複視などを生じますが、見事復活し、2011年には全試合に出場!
統一球の影響でホームランの数が減少する選手が多い中で、自己最多の48本塁打を放ち、本塁打王を獲得しています^^
また、鶴岡選手は自打球が眉間付近に当たり、顔面を陥没骨折する重傷を負いましたが、今では皆さんもご存じの通り、無事復帰し大活躍しています(^^)/
次に上林先生からは、皮膚科のお話をしていただき、皮膚組織の構造や解剖についてご説明頂きました。
その後、外傷や熱傷、褥瘡の基礎知識と治療方法さまざまな皮膚腫瘍、ケロイドや瘢痕の症例について説明して頂きました。
代表的な疾患としては、蕁麻疹、水虫、脂漏性皮膚炎の3つについてお話してくださいました。
特に、多くの方が悩まれる水虫…。
「足が痒い…これは水虫だろう」と思い、病院に行かず市販の薬を買う方もいらっしゃるかと思います。
「市販の薬を使用しないでください」とは言いませんが、
もし市販の薬を使用しても改善しないようであれば、1度皮膚科を受診するのをお勧めしますとのアドバイスもいただきましたっ

今回の講習では、直接先生から専門領域のお話を聞くことが出来、大変勉強になりました(*^_^*)
新人薬剤師も積極的に質問し、日頃店舗で疑問に思っていたことを直接先生にお聞きでき、とても為になったようです。
ありがとうございました。

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