ナカジマグループについて

ごあいさつ


「患者様中心主義」
という理念を大切に…。

ナカジマグループ
グループ最高責任者・薬剤師
中島 久司

私たちの考える「患者様中心主義」とは

はじまりは8坪から

1977年、8坪の小さな店舗でスタートした頃はまだまだ「医薬分業」という言葉は聞かれず、実際分業率も当時は1%以下だったと記憶しています。私はそれまで病院薬剤師として勤務していましたが、とにかくより速くより多くの調剤をこなせばよい、という当時の自分の立場に疑問を感じていました。そして「もっと患者様の近くで、患者様とお話のできる薬剤師になりたい」というそれだけの思いで開業する決意をしたのです。

ですからその頃は現在のように医薬分業が進み、分業率が全国で70%を超え、自分の薬局が数多くの店舗を運営するまでに発展するとは、夢にも思っていませんでした。

常にチャレンジを続けて

それから現在に至るまでの道のりは決して平坦ではありませんでしたが、帯広からはじめた医薬分業の流れは全国的に見ても画期的といえるスピードで広がりを見せ、業界からもパイオニアとしての評価をいただくことができたことは、弊社としても大きな誇りであると思っています。

また一日に最大700枚の処方箋を受け付け可能な弊社初の大型店「サンセイ調剤薬局(函館)」の開店、業界でも先駆けとなったドライブスルー調剤の導入、さらには患者様の健康をトータルに支えるためのサプリメント事業、治験事業(SMO)、北海道ジェネリック株式会社によるジェネリック事業への参入など、常に新しいチャレンジを続けてきたことも、弊社の歴史の中では欠くことのできない特徴であり、それらを成功につなげて来られたことは私にとっても大いに自信を与えてくれました。

皆様に健康的な暮らしをご提供する新しい事業展開も

地域医療を支える
中心的存在として

2015年9月、厚生労働省は超高齢社会に求められる薬局のあり方として「健康サポート薬局」を提唱しました。これは、服薬情報の管理・指導をはじめとする3つの基本的機能を備えた薬局のみが公表できる名称であり、地域包括ケアシステムの一翼を担うと期待されています。

私たちは創業以来、「患者様中心主義」のもと窓口での丁寧な接遇はもちろん、電話によるテレフォン服薬サポート®、在宅対応、管理栄養士を交えた食事指導など多様なサービスをご提供しており、健康サポート薬局としての役割をすでに実践してきました。これからも地域の方々の健康維持・増進に寄与すべく各種サービスの拡充に努めてまいります。


患者様のニーズに
応じて対応を強化

2015年10月に厚生労働省が策定した「患者のための薬局ビジョン」に、保険薬局が果たすべき機能として「高度薬学管理機能」が明記されました。「高度薬学管理機能」を有する薬局とは、専門医療機関と連携し、がんやHIV、難病のような疾患を有する患者様に対して専門的な薬物療法が提供可能な体制を構築している薬局をいいます。

当社は、専門医療機関への研修や共同研究などを通じた連携を保ちながら、より高度な専門知識を持つ各種認定専門薬剤師の育成や充実した社内研修によって患者様の多様なニーズにお応えできるよう日々研鑽しています。


病気の手前で
対処する
「未病」
への取り組み

病気と言うほどではないけれど、何となく体調がすぐれない、気になる症状がある、自分の健康に不安を感じている……そんな状態を「未病」と呼びます。現代の私たちは、誰もが何らかの未病を抱えて暮らしていると言っても過言ではありません。

ナカジマ薬局は、そんな「未病」の方々の相談窓口でもあります。患者様の話を聞き、症状に合わせたサプリメントや栄養補助食品などのご提案、生活改善指導、時には適切な医療機関の紹介なども行います。

病院へ行く前段階での情報提供とアドバイスを行い、地域の方々が毎日安心して暮らせるようにお手伝いする、それが地域に根づいた薬局の大切な役割であると考えています。


患者様に選ばれる
かかりつけ薬剤師

ナカジマ薬局ではすべての薬剤師が患者様にとっての「かかりつけ」であることを目指しています。患者様と密接なコミュニケーションを取りながら、医療機関や介護・福祉施設とも連携し、一人ひとりの状況やご要望に応じたサービスを常に心掛けています。

訪問看護ステーションや在宅調剤センターの開設もそうした取り組みのひとつ。社会の要請や患者様のニーズ、地域の方々の暮らしに寄り添い、常に一歩先のサービスを追求するプロ意識を持った薬剤師たちが、皆さまの毎日を支えます。


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