20年培ってきた医療技術を
開業医として発揮したい

Interview - Mitsunori Kaya

加谷整形外科・スポーツクリニック整形外科・リハビリテーション科

院長加谷 光規

01開業のきっかけ

20年培ってきた医療技術を開業医として発揮したい

先生がご開業を考え、決意された理由について教えて下さい。

医院の開業については、もちろん長いスパンでお考えの先生が主流だと思いますが、組織の中での立場や将来展望を考えた時に、突然開業を迫られる、あるいは興味が湧くという場合もあると思います。
私の場合は、金融機関からの融資やクリニックの継続期間を考えて55歳くらいまでには何とか、それでも少し遅いとは思うのですが、開業したいとずっと考えていました。そして20年培ってきた医療技術を開業医として発揮したいという想いが、開業を考え決意するきっかけとなりました。

ご開業エリアについてのイメージはございましたでしょうか。。

私の地元が札幌市の北区だったので、出来れば地元である北区エリアで開業したいという気持ちは強く持っていました。特にこの辺りは学生の頃からよく通っていたこともあり、親近感を持てる場所でした。

02ナカジマ薬局を選んだ理由

「どうすれば出来るか」を考え、提案してくれた

ご開業に向けて、ナカジマ薬局をパートナーとしてご選択された理由について教えて下さい。

初めは地元の金融機関の方に、開業物件について相談をしていました。その中の候補物件のひとつに、ナカジマ薬局さんが入居しているこの物件があったんです。同時に、ナカジマ薬局さんは開業支援もされているということで、ご担当の方とお時間を頂いてお会いしました。第一印象がとても良くて信頼できると感じて、私としてはナカジマ薬局さん一択でした。

どのような部分で信頼を感じて頂けたのでしょうか。

物事を決定する時や、何かやろうと提案した時に、出来るか出来ないかというディスカッションになりがちだと思うんです。そして、出来るか出来ないかということになると、出来ないんじゃないかと言う話になることが多い中、そうではなく、どうすれば出来るか、そのプロセスあるいは方法論を考えてクリアにして提案してくれたんですよね。それがとっても安心出来たなと思っています。

03開業準備について

開業に至るまでには多岐に渡り様々な準備が必要

ご開業準備期間の内容や、特に大変だったことについて教えて下さい。

本音を言うと、開業を決めた時には何が大変だか分からないくらい情報や知識が無かったんです。実際には建物に関わる設計や内装予算の折衝、クリニック周辺の診療圏調査、評価に基づいた事業計画の作成、融資を依頼する金融機関の選定も必要でしたね。あとは、ホームページの作成や、折込広告、野立て看板をお願いする業者さんの選定。その他にも、厚生局や保健所への医院開業に必要な申請手続き、医師会への入会手続きや地域の医療機関へのご挨拶も必要でした。集患に関することも大変でしたし、その他にも開業するに至るまで本当に多岐に渡っていろいろな準備が必要でした。

そのようなご状況の中、ナカジマ薬局としてお役に立てたことはございましたでしょうか。

開業準備に関わる山のようなプロセスについて、全てナカジマ薬局さんの方で窓口になって頂き、しっかりサポートして頂きました。
開業に関わる全てのプロセスをひとつの窓口で対応してもらったのはとても良かったです。開業までの1年間は最低でも毎月1回は進捗状況の共有と次の課題がすぐ情報として私にも届いていたので、そういう意味ですごく安心感がありました。

自分達も先生が知らない間に物事が進んでいるということがないようにしておりましたので良かったです。

融資の部分で、自己資金を使わないで開業資金も含めて融資を頂けたというのも、本当にナカジマ薬局さんのおかげだなと思っています。
融資に関係してくる事業計画についても、開業してからちょうど2年になりますが、作成して頂いた計画と概ね同じような推移で進んでいるので、的確に推測されていた事業計画であったと思います。そういう正しい事業計画の作成をサポートしてもらったおかげで、無事に融資を受けることが出来たと思っています。 その他にも、ハードルが高いと感じていた厚生局や保健所への医院開業に必要な申請手続きや医師会への入会手続きもサポート頂き助かりました。そのようなサポート体制があったおかげで、開業の1か月前まで前の病院で勤務し続けることが出来ました。本当は数か月~半年前くらいから準備しなければならないのでしょうけど、1か月前まで本当に働きましたね。それはとても大きかったです。

04クリニックのこだわりのポイント

夢は必ず実現する!

先生のクリニックのこだわりのポイントについても教えて下さい。

地元に根付いたクリニックとして、一般整形外科としての役割を果たす、地域の方に尽くすという点がまず一番に望まれていることですが、その中でも専門性を持って診療していきたいと思っています。
ホームページにも掲載していますが、運動している人とお付き合いしたい、楽しくスポーツをしてもらいたいとも思っていますので、リハビリ室に人工芝を敷いたり、スペースを大きくして少し体を動かせるようにしています。

人工芝については、何種類もある候補の中から拘って選ばれていらっしゃいました。

そうそう、フットサルの練習場に敷くようなものを選びましたね。来院する子供達がすごく喜んでいます。

お子様のお話がございましたが、診療時間は平日の19時まで、土曜も午後までご診療されていますね。

特徴を出すという意味もあり、仕事をしている方や学生さんが通いやすいように平日は夜遅めに19時まで、土曜日も夕方17時まで診療させて頂いています。実際に来て頂ける方も多いですし、土曜日の午後は突発的なケガの方にも来て頂いていますね。平日の診療時間は、受付時間帯を2日ずつ少しずらして診療を行っています。

様々な患者様が集まる場所になっているというお話をお伺いして、当時先生とお会いさせて頂いた時にお聞かせ頂いた、先生の夢のお話を思い出しました。

そうですね、将来的にはクリニックを中心に据え、その周囲に運動施設、フットサル場やバスケットボールのゴール、スポーツジム、そして整骨院などが配置され、学校や仕事が終わった後に気軽に訪れられる場所が整うと素晴らしいと思います。
そのような場所をクリニックを中心に構築することができれば、とても嬉しいですね。
この開業はその夢を実現する第一歩だと考えています。まだまだ先の話ではありますが、夢は必ず実現すると信じています!

05開業のその後

開業してからも集患が大切

ご開業されてから困ったことなどはございましたでしょうか。

現在は、順調に患者様に来院いただけるようになりましたが、開業当初は予想通りの患者数には至らず、患者様を増やす方法に関しては課題がありました。
患者様にどうすれば来て頂けるのかという事はずっとずっと悩んでいますね。その辺りもナカジマ薬局さんとも相談していて、開業した後のフォローもして頂いています。

06開業を検討されているドクターへ

開業への一歩を踏み出す

最後にこれから開業を考えていらっしゃる先生へお伝えしたいことなどございましたらお願い致します。

私は55歳で開業したので、一般的には遅い方だと思います。開業になかなか踏み切れなかったのは、まず開業のプロセスが全く分からない、初歩的な知識が無いという事と、やはり融資の部分ですよね。金融機関さんから本当に融資を受けられるのかという不安はずっと大きかったです。そのような開業に対する不安は、誰しもが必ず持つものだと思います。
様々なケースがあるかと思いますが、私が一番伝えたい事は、開業を考えているが不安が強くてその一歩が踏み出せないという方は、一度開業支援をされている会社さんにコンタクトを取ってみる事を考えてみてください。私はその中でナカジマ薬局さんに開業支援をして頂いて、不安が解消され、全く後悔もしてないので、心からお勧めしたいと思っています。

Clinic Data

  • 整形外科
  • リハビリテーション科
住所
〒001-0902
北海道札幌市北区新琴似2条1丁目1-52 新琴似ドクタータウン2F
電話
011-299-5587
院長
加谷光規
WEB
https://ksc2021.com/

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担当者からのコメント

先生の夢や将来的なご構想をお伺いし、その想いを出来るだけ形にしたいと考え取り組んで参りました。設計・施工については打合せを定例的に行い、先生の想いをクリニックの内装にしっかり反映する事を意識致しました。また、事業計画の作成や金融機関との面談など、ご融資に関わる部分についても先生と密にお打合しながら進めさせて頂きました。

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