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≪新人薬剤師研修≫

 こんにちは。今回ブログを担当します北大前店の中西です

このブログに登場するのは2回目のわたくしですが、今回は新人研修の1つ、処方解析のご紹介です。


毎年恒例になりました各店舗による処方解析。
今回は「糖尿病」をテーマに行いました。

このテーマを選んだ理由は、
・実際に現場で接する機会の多い疾患の一つであること。
・この疾患は高血圧や脂質異常症などほかの生活習慣病と密接にかかわってくるため
このテーマ1つでいろいろな疾患についてもお勉強になるからです!


もちろん、処方解析の講義は、お薬の話だけでなく病態についても話をしていきます。処方箋からDrの処方意図を読み取るには、病態の知識がないと厳しいのです。

 

講義は事前に処方内容を全員に配布し、自分たちなりに内容を調べてきてもらいました。みんなノートにびっしり薬効から副作用から薬の特徴など、講義をものにしようと一生懸命予習してきています。
スバラシイ!事前の準備は大事です


ブ厚い本を何冊も持参する新入社員もいます。私の質問に自ら手を挙げて答える新入社員、積極的に質問してくる新入社員、みんなのやる気をバシバシ感じます!うれしいかぎりです


前半は病態の話と最近の薬の使い方、この処方から読み取れる患者様の状態などなどの講義を、事前に調べてきてもらった内容について質問しながら行いました。


後半は、3つのグループに分けてのグループワークです。

この処方内容について、
実際服薬指導をする時に患者様に伝えておきたい副作用、注意事項などは何か?また、この病態で確認しておきたい検査値は何か?糖尿病治療の目標は何か?

といったことをグループごとでディスカッションしてもらいました。


グループワークにすると、他の人の意見も聞けるのですごくいい勉強になるんです。また、積極的に意見を出す訓練にもなります!
実際に自分が服薬指導業務を行うことをイメージしているようでした。実際の現場ではどのようにやっているのですか?などの質問も出てきます。おそらく自分が患者さんと接する時のことを考えると不安もあるのでしょう。

服薬コミュニケーションの講義もきちんと用意してあります。じっくりシミュレーションを行いながら少しずつ実際の場に出て行ってもらっていますので、安心して下さい


グループワークで最後に話し合ってもらった内容は、実際の業務で活かしてほしい内容でした。
患者様に薬をより安心して使っていただくために副作用の確認をしたり、病態と薬の関係について理解し、それを患者さんに分かりやすく的確に説明し納得して薬を飲んでいただくことが、薬剤師の仕事で一番重要だと思います。
それを頭に入れて新人のみなさんには、今まで大学で勉強してきた事を基に、実践で活かしてがんばってもらいたいです。
新人たちはこの講義の時点で入社してわずか2週間、まだまだこれから成長していってもらいたいです。
彼らのこれからが楽しみです!一緒にがんばりましょうね!

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