4月から始まった3ヶ月間の新入社員研修が6月末をもって終了いたしました。

この3ヶ月は覚えることが多く、大変な毎日だったと思います。
それでも研修に参加する新入社員たちの姿勢は非常に積極的で、新たな知識や技術が身につくことの喜びを実感できたと思います。

当社の新入社員研修は、仮配属店舗で研修をしながら（OJT）、週に１～２回程度集合研修を行い（OFF-JT）、処方解析やマナー講座などを実施しています。現場での疑問を集合研修で解消し、また逆に集合研修での疑問を現場で解消するといったように、研修での学びをすぐに実践できるカリキュラムを組んでいます。
集合研修は、学びの場としてはもちろんですが、普段別々の仮配属店舗にて研修しているので、同期と互いの近況報告をする良い機会にもなります。

処方解析では当社職員が講師となり、実際の症例をもとに処方箋から患者様の病態を推測し、処方内容に間違いや疑問点がないか話し合ってもらいます。
仮配属先の店舗によって処方の内容が異なるので、この機会に様々な症例に触れたり、他の店舗へ研修に行くことで、知識を深めます。
その他の研修としては、応対マナーの研修や、ディスカッション・プレゼンなどのビジネスシーンに関わる講義を行いました。
「目の不自由な方にどのようにして危険を伝えるか」というペアワークを実施し、これを通して、相手にわかるように伝えることの難しさを実際に体験してもらいました。
そして、先日行われた振り返り研修では、ひとりひとりが自分の言葉で本配属への意気込みを語り、この３ヶ月で成長した姿をみせてくれました。
３ヶ月前から比べると、見違えるほど頼もしい表情の新入社員たちです。
過ぎてしまえばあっという間の３ヶ月間ですが、本当のスタートはこれからです。
7月からはまた新たな気持ちで学び、吸収し、「良い薬剤師」を目指してほしいと思います。